松下幸之助さんの3つの成功条件

松下幸之助さんの3つの成功条件
こんにちは。
理念浸透コンサルタント
株式会社M.F.C.の南山太志です。
第2回目のブログタイトル
悩みました💦
でも理念経営といったら
松下幸之助さんの3つの成功条件に絡めて綴っていければと思いました。
この3つの成功条件、某有名研修で学びました。
内容としては、
①正しい経営理念の確立
→成功の50%を占める【絶対条件】
②社風・企業文化の醸成
→成功の30%を占める【必要条件】
③戦略・戦術
→成功の20%を占める【付帯条件】
つまり理念が50%を占めるんですよね。
それだけ理念が大切ということ。
理念とは?

まずは、①正しい経営理念の確立に対して深掘りしていければと考えております。
その前に、そもそも理念ってなんだ?ということで、
理念という言葉の定義の確認から。
理念とは『道理の概念』
道理とは?
それは「物事の正しい道筋。また、人として行うべき正しい道。ことわり」
では、概念とは?
「英語では:Concept
物事の本質を捉える思考の形式」
つまり二つを合わせると
「物事の根底にある本質的な正しい道筋・理」
のような解釈になります。
正しい経営理念の確立

それでは『正しい経営理念』の『正しい』とはなんでしょうか?
正しいを探るために、松下幸之助さんの『実践経営哲学』の「一、まずは経営理念を確立すること」を読み直しました。
そこの文章を要約するとこんな感じになるかなと。
「経営者自らの“何が正しいか”と常日頃から涵養された人生観、社会観、世界観の真理が根ざしており、そして社会の理法、自然の摂理に基づいた永遠普遍の基礎となるもの」
この要素が詰まっていることが『正しい』のではないのかと解釈致しました。
非常に厳しい!
神か仏か。
ちなみに涵養とは「自然に染み込むように養成すること。無理のないようにだんだんに養い作ること」
人として真っ直ぐに生きていくことで人格に深み、高み、広さを徐々に培っていくようなイメージでしょうか。
松下幸之助さんはやっぱり段違いの境涯を見ていた方なんだと改めて痛感します。
自分などまだまだ修行の身ですわ。
いつになったらこの少しは近づけるのか( ̄▽ ̄;)
確立とは?

そしてもう一点。
①正しい経営理念の確立
『確立』があります。
確立とはなんでしょうか?
まずは確立自体の意味を調べるとこうあります。
「確立とは、物事をしっかりと打ち立てること。確固としたものにすること。また、なること」
なので簡単に理解すると「確かにうち立てること」
家でのイメージだと、基礎がしっかりとしている感じかなと思います。
なので、私がこだわるのは
芯が揺るがない『理念体系』
で、理念を『確立』させることです。
経営者にとって、「正しい」はおそらく一生追い続けなければならないと思います。
もちろん私も常日頃から考え抜いて反省して気づいて成長してを繰り返して一生追い続けないと。
ただ、「確立」というのは論理的思考と語彙力が備わっていれば体系的に理念を組み上げることは可能なのです。
長くなるので、今日はこの辺りで。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。