正しい経営理念の確立
こんにちは。
理念浸透コンサルタント
株式会社M.F.C.の南山太志です。
自分ごとなのですが、ずっと活用していましたがマスター認定を取らずいた、
JCPA日本コミュニケーション心理学協会の公認コンサルタントの資格を取得致しました!
HPにもご紹介を入れていただきました!
溝口先生、ありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。
理念体系とは

先週は正しい経営理念の確立から、
「正しい」とは?という問いと、
「確立」とは?という問いに対して考察してみました。
そして「確立」とは芯の揺るがない『理念体系』で確かに立たせることでした。
今週はその確立のための『理念体系』を考察していきたいと思います。
まずはそもそも「体系」とはなんでしょうか?
「体系」
英語では:System(システム)
個々のものを秩序づけて統一した組織の全体。
矛盾のないようにまとめられたものごとの全体。
つまり“論理的”に理念を組み立てることが重要になってくるのです。
『論理』と『理論』

では、今度は「論理」とは?
「論理」
英語では:Logic(ロジック)
思考や議論を進めていく上での道筋。
ロジックと言うと分かりやすいですよね。
ロジカルシンキングとかも言いますし、
要は辻褄がきちんと合っているかどうかです。
そして論理とは私の解釈では川下から川上のイメージ。
「この状態は何故なんだろう?」と遡って要因を考える行為だと捉えております。
なので、川上に遡っていき水源を探すイメージなのです。
余談ですが、似ている言葉で「理論」があります。
違いは?
「理論」
英語では:Theory(セオリー)
事実や現象を説明するための体系的な知識。
セオリー通りに行う、とか言いますけど、
方程式とかを考えるとわかりやすいですよね。
この問題はこの方程式に当てはめて考えると答えが出る、みたいな。
つまり論理とは逆で、理論とは川上から川下のイメージ。
「この場合はこう考えること」というのが流れで理解できている状態だと捉えております。
この水源から出発するとこの湾に出るということが分かっているイメージです。
哲学を説明するのは『論理』

そしてこの「論理」と「理論」の使い分けですが、
哲学を説明するのは『論理』
科学を説明するのは『理論』
この分け方、非常に懐に落ちました。
科学も証明するときはもちろん論理的に考えて法則を見つけ出す行為が必要ですけど、
一度法則を見出した後には、その法則に則って理論的にものごと説明していき、答えを出します。
一方で哲学は答えが無いものであり、永遠に問い続けるようなものだと思います。
なので、常に論理的に考える。
そして理念はもちろん哲学なので、論理的に体系を整えていく必要があるのです。
続きはまた来週書かせていただきます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。