創業の念い 前編

こんにちは。

理念浸透コンサルタント

株式会社M.F.C.の南山太志です。

JCPA日本コミュニケーション心理学協会公認コンサルタントでもあります!

健全な社風の構築には素晴らしい人間関係を築くことは必要不可欠です。

そういったご相談も賜れますので、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

改めて創業の念い

先週は7つの習慣の第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」によって、個人としてのミッション・ステートメントが重要であり、会社の理念を超えて存在するものが経営者のミッション・ステートメントだと言うことを書き綴りました。

そこから今週は理念体系の一番上にくるもの、

『創業の念い』に話は戻ります。

1ヶ月前に書いたブログの内容ですね( ̄∀ ̄)

ちょっと思い出してみます。

「問い」と「答え」によって

「何故、自分は起業したのだろうか?」

を引き出す話から、その前に経営者個人としてのミッション・ステートメントが重要だと言うことでした。

なので、ミッション・ステートメントが決まっているテイから今一度、

「何故、自分は起業したのだろうか?」

を考えます。

タイミングを考え自分の歴史を紐解いていくのです。

自分史

自分の歴史。

どんな幼少時代を過ごしていたのか?

両親との関係は?

父は厳しい方だったのか?

母は優しい人だったのか?

兄弟との関係は?

家族からはたくさん愛されて育ったのか?

それとも複雑な理由があった環境だったのか?

兄弟との格差があったのか?

そこには劣等感があったのか?

プレッシャーに苛まれていたのか?

そんな幼少期から青年期を過ごし、

どんな社会との関わり方をして来たのか?

仕事を通して何を学びどんな自分に気づいてきたのか?

そんな自分の歴史の前半を思い返す中で、自身のパーソナリティーがどのように構築されているのか?

自己開示にも通ずる、自分史を書き上げて行くのです。

立志

そしていよいよ創業のタイミング。

何故創業したのか?

どんな念いで創業したのか?

その念いの本質は何だったのか?

それこそ、幼少期の体験からくる劣等感やコンプレックス、

逆にプレッシャーからくる使命感だったりもします。

そこに対しては自分に対して素直に正直に。

これこそが『立志』なのです。

そして、本当に今の気持ちが創業時と変わらないなら全く問題無いのですが、

先に決めた個人としてのミッション・ステートメントとリンクしないような内容だったら、

それは創業時からはご自身が成長しているので、

何かのきっかけがあって創業時のマインドからバージョンアップしているのでしょう。

なので、そのきっかけのタイミングが、まさに第二創業のタイミングであり、最新の『立志』なのです。

2代目や3代目の方でも、社長を拝命した時がそうかもしれませんし、それとは別に本当にスイッチの入ったきっかけのタイミングがあったのかもしれません。

とにかく自分が本当の意味で『立志』したタイミングを探すのが大切なのです。

そしてその『立志』の念いの内容が、個人のミッション・ステートメントとリンクしていること。

『立志』の先に個人のミッション・ステートメントがある状態であることが大切なのです。

ここまで念いを羅列でも箇条書きでも構わないのでとにかく文字にすることが、自分の棚卸しに最適です。

またまた長くなってしまったので、この辺にしておきます。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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