感動とは
理念浸透コンサルタント
株式会社M.F.C.の南山太志です。
そしてもう一つの顔がJCPA日本コミュニケーション心理学協会の公認コンサルタントです!
健全な社風の構築には素晴らしい人間関係を築くことは必要不可欠です。
そういったご相談も賜れますので、お気軽にごお声掛け頂ければと思います。
前回は経営理念・使命・ミッションについて綴りました。
それらに共通するニュアンスとして、感動創造がありました。
今回はこの感動創造の仕組みを紐解いていきたいと思います。
ちなみに冒頭の画像は、私が富士登山した時のご来光の写真です。
まさに『感動』でした!
感動のメカニズム
人は製品(商品やサービスの総称)を購入する際に必ず期待値を持っています。
期待値は購入目的や価格、そしてそのお客様の価値観によって決定します。
そこに製品としての価値を提供することこそ仕事です。
その価値が期待値通りだった場合は「満足」です。
満ち足りると書いて満足ですね。
しかしその提供価値が期待値よりも低い場合は、
「不足」が生じてしまうので、
「不満足」となります。
その逆にその提供価値が期待値を上回る大きさの時には、
「付加価値」が発生しますので、その付加価値が満足を超える価値の提供となり『感動』するのですね。
映画に例えるとわかりやすいかもしれません。
「今度のこの映画、是非とも観たい!」
という期待値。
待てばアマプラでもなんでも安く観れるようになるにも関わらず、
1800円出して映画館の決まった時間にわざわざ観に行くという価値。
この期待値と価値のバランスで考えると実体験でもあるのではないでしょうか?
私の場合は
「鬼○の刃」はいわゆるアニメでハマり原作も読んでいて、それでいて映画を観に行きました。
結果がどうなるのかわかっているにも関わらず、ガッツリ『感動』しました。
完全に期待値超えて来ました。わかっててあんなに泣くとは思わなかった(笑)
原作を何倍もドラマチックに、そして躍動感溢れるように描くアニメーション技術とディレクションに『感動』したのですね。
それに対して「新解釈 三○史」
私、福○監督作品、ものすごく好きなんですけど、
この作品は残念ながら今までの作品を超えることなく不完全燃焼でしたねぇ。
これは「福○監督作品は面白い」という私の期待値が上がりまくりが故に、
不足が生じやすい状態でしたね。
「銀○」とかは面白かったのになぁ。
今回は図も沢山あってのなかなかのボリュームだったので、この辺にしておきます。
来週は『感動の段階と条件』という切り口で書いてまいります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。